「強羅花扇」

「強羅花扇」
立ち上げから最近までいた愛着ある旅館です。全室に源泉かけ流しの客室露天がついています。写真をクリックすると口コミ(じゃらんネット)がご覧いただけます。

2009年9月24日木曜日

サービスマンが何故好きなのか?PART1

この仕事が「天職です」と周囲に言い切る割に、何故好きなんだろう?と考える時がある。


好きだからこそ、接客に疲れる。
お客様への目配り、気配り。
自分ひとりでできることなんて知れてはいるんですが、でも頑張ってしまう。
「条件反射」・・「パブロフの犬」・・
どの表現が適確かはわからないが、気づいたら体が勝手に動いてしまう。
自宅に戻ると、何をする気力も湧かないくらい「へろへろ状態」。


スタッフへもお客様と同様の神経が必要となる。何故か?
この仕事をやっていて、涙が出るくらい感動してしまう時があります。
とっても忙しい。
でもスタッフ全員のバイオリズムがMAXで重なり、阿吽の呼吸で宿全体が動いている。
こんな時は宿全体の空気が心地よい緊張感に包まれます。
感性の高いゲストであればあるほど、その心地よさに酔われます。
宿にとっては最高の瞬間です。
皆さんも、感じたことはありませんか?
いいお宿さんについた時、程よい緊張感に包まれている空気を。
スタッフの所作が全体として機能している時の心地よさを。
サービスのスーパーマンに自分がなりたいと思った時期もありました。
サービスに対する想いの温度差に気づかず、周囲に不満だけを持ち続けた時もありました。
そんな私でも、現在は違ってきました・・・・
スタッフ全員での流れるようなサービスの心地よさ。完璧はありえないと思っていても、日々目指します。そのためにはスタッフ全員への目配り、気配りもかかせません。

何故好きなのか?
「全員の魂が重なり合った瞬間」を知ってしまったからかも知れません。

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「阿寒グランドホテル 鶴雅」爽快な露天風呂

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サービスマン人生デビューのお宿。どれをとっても日本で有数の温泉リゾートホテルだと思います。大西社長ありがとうございました。

「ホテルサンバレー伊豆長岡」六角檜風呂

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サービスマン人生2件目のホテルです。損益分岐点が高く苦労しましたがホテル運営の全体像が勉強できた思い出深いホテルです。新田社長ありがとうございました。